最近、『保証人紹介ビジネス』というのをネットで目にした人もいるかもしれません。
保証人紹介ビジネスとは、登録料や紹介料を支払う代わりに、金融機関や消費者金融からお金を借りる際に必要となる連帯保証人を紹介するというものです。
もちろん、賃貸やその他の保証人に対応する会社もあります。
一見心強い味方のように見えますが、実は悪徳業者が多いのもこのビジネスの特徴です。
その典型的な例が「相互保証」と呼ばれる仕組みです。
相互保証とは、お互いがお互いの連帯保証人となる仕組みのようです。
つまり、「AさんがBさんの連帯保証人となり、BさんはAさんの連帯保証人になる」…というように互いが連帯保証人になることで無事にお金を借りることができるのが相互保証です。
しかし、こうした手口で多重債務者同士を引き合わせ、「連帯保証人を紹介しましたよ」と高額な紹介料を要求する紹介業者もあるようです。
もちろん、保証人は多重債務者なのでお金を借りる事はできません。
他の保証人を求めると、さらに紹介料を要求されます。
しかも返金には応じず、さらに追求すると逃げるか脅すという悪質業者も存在します。
もちろん、きちんとしたビジネスをしている紹介業者もありますが、利用する際にはこうした悪徳業者に気をつけることも必要です。
こうした保証人紹介ビジネスには、同時に「保証人」を募集している所もあり、登録をすれば賃貸や融資の保証人を引き受ける代わりに謝礼が貰えるというメリットから、副業を考える人もいるようです。
もし借受人が延滞しても、全て保証人紹介会社が補償し解決する「代位弁済契約」を結ぶ安心感から、登録する人も多いようです。
しかし、実際詐欺目的でビジネスをしている会社もあります。
そして保証した人の返済が滞り、「代位弁済契約があります!」と返済を迫る金融機関にこの契約書を見せたとしても、何の効果も発揮しません。
代位弁済契約を結んでいるのはあくまで登録者と紹介会社の間であって、金融機関には全く関係のない契約だからです。
また、金融機関が保証人以外の第三者に弁済させることは法律上ではできません。
最悪紹介会社が倒産してしまえば、そんな契約自体が無効となります。
(実際、計画的に倒産する会社もあるようです。)
そうなると、法律上では支払いをするのは登録者ということになります。
副業としてビジネスとして捉える場合には、信用できる会社かどうか、またはメリットに見合う報酬があるのかどうか良く考えて登録すべきでしょう。