高校入学の際にはほとんどの場合保証人が必要です。
この場合の保証人とは「身元保証人」という立場が多いようです。
身元保証人は就職の際にも求められますが、基本的には雇い主との間で将来被用者が雇い主に与えるかもしれない損害を担保する契約のことです。
実際に被用者が雇い主に損害を与えた場合には、その損害を担保する責任を負います。
もちろん、高校入学の際にもこれと同様の責任である保証人を求められると考えるべきでしょう。
学校によって形式は様々ですが、高校入学手続きの書類に保証人の署名捺印をして提出する、または戸籍謄本や印鑑証明を求める学校もあるようです。
しかし、少子化により兄弟や親戚の数が少なくなれば保証人を頼める人がいなくなる問題も発生するでしょう。
こうした場合、教職員が自分の名前を書き込んだりして処理するケースもあるようです。
同じ入学に関するもので「奨学金の保証人」もありますが、こちらは連帯保証人となります。
連帯保証人は身元保証人と比べると大変責任の重いものとなるので、注意が必要です。
もし兄弟や親戚が近くにいない場合、知人に高校入学の保証人を頼んだりするケースもあるでしょう。
または、「高校入学の保証人になってほしい」と知人に要求されることもあるかもしれません。
通う高校によっては、学校区または市内に住むものではなくてはならないという条件を付ける所もあるようです。
そのお子さんが何の問題もなく、普通に授業料も未納せずに過ごせば特に問題はありませんが、もし授業料の未納が続いた時は高校から保証人へと請求が来る可能性はあります。
実際、文書で未納の場合は保証人に支払ってもらうと規定している学校もあります。
引き受ける際には、そうしたトラブルも覚悟するべきでしょう。
あまり気が進まないのであれば、断る方が無難です。
知人などに頼むケースが増えるのは、こうした近郊である条件に加え「世帯を別にしている成人」と規定している学校が多いからでしょう。
簡単に見つからない場合は、やむなく遠方の両親などに頼んで解決する人もいるようです。
しかし、両親が年金生活者だと断る学校も見受けられます。
少子化や高齢化が進む現状では、こうした高校入学の保証人探しは今後困難なものとなるかもしれません。